震災瓦礫の受け入れ問題について…

全国版の震災瓦礫受け入れに関する要望書

福島原発事故はまだまだ収束していませんが、今後大きな課題というか大問題になるのは放射能汚染された「がれき」や下水道施設・焼却施設から出る放射性物質を含んだ「焼却灰」です。

「がれき」については、細野剛志原発相が「福島県を最終処分場にすべきではない」と最終処分は福島県外で行う考えを示したので、最終的にどこになるかわかりませんが、全国的に拡散される可能性があります。

しかし、放射性廃棄物の一時保管施設を廃棄物が発生した市町村内に設置する方針も示しております。「廃棄物の移動を限定し、放射性物質の拡散を防ぐのが狙い。」なのだそうです。という事は、出来るだけ動かさない・拡散させないほうが良いという事だと思います。

もちろんどこの自治体も、放射性物質の含まれない「がれき」であれば処分に喜んで協力したいと思っているはずですし、日本国民全員が何かしら協力したいと考えていると思います。しかし、放射性物質が含まれてしまっている為に、複雑な問題になっています。ぜひ、何か良い方法を思いついて頂きたいですね。

愛知のKanelmageさんが、全国版の震災瓦礫受け入れに関する要望書を作成してくれました。合わせて4枚となります。ダウンロードして、印刷してそのまま使えますので、市町村や地元議員へこちらを手紙かメールで送り、市民の要望を伝えていきましょう。

全国版瓦礫要望書 01.PDF.pdf
PDFファイル 1.4 MB
全国版瓦礫要望書 02.PDF.pdf
PDFファイル 1.4 MB
全国版瓦礫要望書 03.PDF.pdf
PDFファイル 658.2 KB
全国版瓦礫要望書 04.PDF.pdf
PDFファイル 548.5 KB

大阪府の瓦礫受け入れ、決定しそうです。

「放射能から子どもを守る会 高槻」のメーリングリストで教えていただきました。

 

大阪府に提出する要望書ですが、今朝、循環型社会推進室・資源循環課・施設整備グループの山崎さんから連絡があり、「瓦礫の件、大阪府での焼却が決定しそうなので、すぐに大阪府HP<http://www.pref.osaka.jp/>の左下の府政へのご意見から、要望書を提出してください。」ということで、今、送信しました。

「府政へのご意見」に、瓦礫に関しての意見を投稿することは非常に有効だそうなので、皆さん、ぜひ投稿をよろしくお願いします。

大阪府は、府民が声を上げない=瓦礫受け入れOKと受け取ります。

このままだと、大阪がさらに放射能汚染され、避難地域になってもおかしくないような状況になるかもしれません。

子供たちの命を健康を守るため、投稿お願いします。

http://www.pref.osaka.jp/fumin/fusei_iken/uketuke.html

参考までに瓦礫に関するポイントを書きました。

 

ポイント

瓦礫焼却で放射能が空中に舞い上がり、大阪府・関西・西日本がさらに汚染される。

大地が汚染され、福島の例を見ても分かるように、野菜・肉・牛乳、全てが汚染される。

内部被爆が避けられず、大人はもちろん放射能への感受性が大人の4~10倍といわれる子供たちも犠牲になる。

焼却すれば、大阪も汚染される。府民が安心して住み続けることが不可能。

内部被爆は様々な病気を引き起こす。大阪府は責任をどう取るのか。

瓦礫焼却する場合、府民への健康被害はどう調査するのか。

震災でたくさんの方々が大阪に非難されている、そのような人々が大阪で再び被爆の危険にさらされるのは許せない。

西日本が汚染されれば、東日本と共倒れになり、どこが復興を支えるのか。

大阪府として、放射能汚染された瓦礫を受け入れず、「放射能は危険」というメッセージをしっかりと発信することは大阪府の責任。

私達は大阪府に安心して住み続けたい。

海外は汚染情報に敏感です。京都や大阪、関西に外国人観光客が減少するでしょう。放射能汚染された商品も輸入しなくなるでしょう。実際に、オーストラリアは自国に輸入される日本車に放射能汚染測定を実施しています。